フコイダンを摂取するために生のモズクをたくさん食べても、モズクに含まれているフコイダンは分子量が大きすぎるので吸収することができません。
口から入った食べものは、胃腸で細かく分解・消化されドロドロの状態になって腸の粘膜から吸収されます。吸収されうる分子の大きさは、約3,000〜4,000ですが、海草から取りだしたフコイダンの分子の大きさは約200,000〜1,000,000と50倍から300倍以上も大きく吸収されないのです。
普通は高分子状態で入ってきた食べ物でも、胃腸で細かく分解・消化し、吸収することができるのです。ところが人間の腸には、フコイダンを分解・消化するための酵素が備わっていないことが問題です。
フコイダンの分子量を小さくするのは困難ではありませんでしたが、フコイダンに欠かせない「硫酸基」は大変壊れやすいため、加工するとすぐに結合が解けてしまうといった問題がありました。
元ボストン大学医学部の客員教授で、フコイダン研究の第一人者の秋川研究所の大石一二三博士によると、フコイダンに必要とされる条件は「硫酸基の結合量が13%以上」とのことです。
この硫酸基を分解させずに吸収率も上げる必要があったわけです。硫酸基を分解させずに分子量を小さくする技術の開発が必要だったのです。
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